2021年 11月 17日
“針の穴から点を覗く”
いろはかるたシリーズ3日目の今日は「は」……“針の穴から天を覗く”です。
あんまり知られていない、どっちかって言ったら無名な諺ですよね。
意味は、針の穴みたいな小っちゃなところから天を見ようとしても、天のほんの一部分しか見えない……ってやつですな。
これ、恋愛に喩えると、相手側が仕事として、つまりこちら側がお客として知り合った片想いにおける“あるある”だと思うのですよ。
例えば相手側はガールズバーやキャバクラのおねいさんだったり、ヘルスやソープのおねいさんだったり。
接客がとてもハートフルだと、男性客側としては「惚れてまうやろー」ってなっちゃうのもわからなくは無いんですけどね。
でも仕事中の彼女は、それこそ針の穴のようにちっちゃな穴から天を見ているように、彼女の全体像のほんの一部分なわけで。
接客中だからこそハートフルなのであって、私生活はめっちゃ無愛想だったりするパターンもあるわけで(汗)。
歌舞伎町のホストや、水商売に限らず美容師さんだったり整体師さんだったりパーソナルトレーナーさんにも同じことが言えるかと。
接客がとっても優しくてフレンドリーだったりすると、これまた女性客側としては「惚れてまうやろー」ってなっちゃうのでしょうけど。
でも仕事中の彼の姿は、“仕事中”という一方向から見た一部分の姿であり、ホントの彼は全然 別人28号だったりするパターンもあるわけで(汗)。
だからこそ、お客さん側の片想いって難しいのでしょうね、接客側にとっては「俺(私)の一部分しか知らないのに『好き』って言われても……」「貴方が見ているのはあくまでも“仕事中の俺(私)”であり、それは真の俺(私)ではない」「真の俺(私)ではない俺(私)を好きなのだとしたら、それは真の俺(私)を好きということにはならない」という認識になるのでしょう。
もちろん例外もあります。
お客様側の感情はさておき、「お客様に手を出してはならない」という職業倫理を飛び越え恋心が芽生えるパターンもゼロではありません。
お笑い芸人さんでも、出待ちのファンのコから渡されたファンレターの連絡先きっかけで交際・結婚に至ったハナシはちょいちょい転がっていますよね。
そう思うと、どのような立場・関係性の相手を好きになろうとも、大いに希望を持って良いということなのでしょう!
【次回の占い鑑定・カウンセリング予定】
11/17(水)19:00~25:00
by nishimirumae
| 2021-11-17 00:39